柿
甘熟
秋の光にたっぷり熟れる。
どっしりした幸せな果実です。
心をぽっと温かくする甘いなつかしさ、
夕陽をかじったような幸福感をどうぞ。
健康ごじまん
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」といわれるほど、栄養価の高い果物。ビタミンや食物繊維、カロテン、ミネラルなども多く含み、特にビタミンCは、1個で1日の目標摂取量をほぼ満たすほど豊富です。そのため、免疫力を高め、ガン予防や老化予防、美肌効果もあると言われています。悪酔いを防ぐ効果もあり、二日酔いにもおすすめします。
ごじまん豆知識
日本原産で、16世紀頃ポルトガル人によってヨーロッパに渡り、やがてアメリカ大陸に広がったといわれています。現在は「KAKI」と呼ばれ、世界中の人々に愛されています。香川県では、高松市の香川地区を中心に、品質のよい富有柿などが栽培され、高い評価を得ています。早生種も多く9月から12月まで、秋を代表する果物です。
つやがあって形が整っているものを選びましょう。ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れると、1週間くらいは日持ちします。完熟した甘柿を冷凍庫に入れて、シャーベットにするのもおすすめです。
ごじまんポイント
- 栽培地域
- 香川地区
- 出荷時期
- 9月~12月
ごじまん品キャラ
秋野カキ
早秋柿は富有柿などと比べて1ヵ月以上早く旬を迎え、一番早い甘柿として味わうことができる極早生の品種です。 9月下旬頃から収穫できる完全甘柿で、果実の大きさは250gほど。扁平で四角い形をしています。 熟すと鮮やかな濃いオレンジ色になり、肉質はやや軟らかく果汁が多く、糖度も14度から15度ほどになります。
太秋柿(たいしゅうがき)太秋柿は、平成6年に登録された新しい品種で、今までの柿にはない、ナシに似たサクサクした食感が特徴です。 一般的な柿の品種より大玉サイズで、糖度が高く、果汁も豊富。中身が熟すのが、果皮の着色より早く、外観に緑色が残っていてもおいしく食べられます。 あえて早めに収穫し、「新食感の甘さと食感を持つ青い柿」として出荷している地域もあります。
富有柿(ふゆうがき)味・色ともに甘柿の王様と呼ばれている富有柿。 香川県産富有柿の歴史は、今から100年以上前、富有柿の原木が移植されたことから始まりました。 高松市では香川・香南地区を中心に品質のよい富有柿が栽培され、高い評価を得ています。
袋掛け富有柿(ふゆうがき)一つ一つ丁寧に袋掛けされた富有柿は、直射日光を避け外霜や害虫から守られ、12月初旬までゆっくりと成長します。一般のものよりも長く樹上で育てられた柿は、甘みがとても強く、大玉です。 旬は12月上旬からお正月頃。形や色合いの美しい贈答用として重宝されています。