キュウリ

翠緑
もぎたては、いぼいぼがトゲのようです。
まっすぐでも曲がっていても、味は変わりません。
丸かじりした、夏休みの味がします。
もし”緑色”に香りがあったら、きっとこんな香りです。
健康ごじまん
緑色をしていても、キュウリは淡色野菜。ビタミンA、B1、B2、Cを含みますが、ほとんどは水分です。でも、この水分とカリウムの働きにより、利尿作用は抜群。だるさやむくみを防ぐ効果があります。他に、貧血予防、強壮、美肌などにも有効。カロリーが1本あたり11kcalと低いので、ダイエットにももってこいの野菜です。
ごじまん豆知識
インド、ヒマラヤ山脈南部山麓が原産の一年草。日本へは、中国から6世紀後半に伝来しましたが、栽培が普及したのは17世紀頃と言われています。最近では、皮が薄く歯切れの良い「白いぼ種」が中心になっています。さわると痛いくらいいぼがしっかりしていて、ツヤ・張りのある固いものほど新鮮でおいしいキュウリです。
使う時は板ずりか熱湯にサッとくぐらせて、すぐ冷水に浸すと色や味が良くなります。保存する場合、乾燥と凍結は禁物です。袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れ、2~3日程度で食べきるようにします。
ごじまんポイント
- 栽培地域
- 高松市内全域
- 出荷時期
- 通年(旬は9月頃と4月頃)
- 生産量
- 約820トン
ごじまん品キャラ

キューさん
高松ごじまん人

さん(牟礼町在住)
- 栽培歴
- 11年
- 作付面積
- キュウリ約55アール
家は六代続く農家、農業大学を出て両親と弟と一緒に家族でキュウリ栽培に取り組んでいます。ハウスと露地で、春から始まり12月頃まで収穫作業が続きます。実は夏だけでなく、気温2度くらいで収穫するキュウリも甘みが出ておいしんですよ。打ち抜きの井戸水もあり水の苦労はありませんが、天気が悪いと少々予防をしても病気が止まらなくなります。ハウスはビニールを一重に張っただけなので、農業は“お天道さん”次第というのを実感していますね。また、曇りの日が2日続くと花が咲かず、収穫量が激減します。
わが家の人気メニューは“ワサビ漬け”です。これで、またビールがうまい!!
ワサビ漬け:
キュウリ1キロ、チューブ入りワサビ1本、砂糖150g、塩30gで2日以上漬け込みます。