中晩カン
清冽
爪を立てた途端、パァッと広がる、はじける
この香り、いつも元気をくれるのは。
ちょっと凹んだとき、疲れたときでもすぐに
柑橘系の、”爽やかなひと”になれるね。
ごじまん豆知識
早春から夏にかけて出回るかんきつ類は総称して「中晩カン」と呼ばれ、温州ミカンとハウスミカンの端境期に、品種も豊富に店頭に並びます。太陽の恵みをいっぱいに受けた濃厚な味わいと香りの高さは、温州ミカンとはまた違った魅力があります。健康増進のためにも、1年中かんきつ類を絶やさず摂ることがおすすめです。
露地栽培がほとんどで、味にバラツキが出やすいことが難点でしたが、現在では栽培技術の向上やハウス栽培などにより、酸味と甘みのバランスがとれた、美味しい果実が生産されています。
ごじまんポイント
- 栽培地域
- 高松市西部地域(下笠居・鬼無・檀紙地区)
- 出荷時期
- 12月~5月
ごじまん品キャラ
ポン太
レモニー
厳密には1月~3月が旬のかんきつ類を中柑類、3月~6月が旬のものを晩柑類と言い、これをまとめて「中晩柑類」と称します。 近年では品種の交配・改良が進み、イヨカン、ハッサク、甘夏、ネーブル、清見オレンジ、不知火、せとか、はるみなど様々な中晩カンが店頭に並ぶようになりました。 栽培技術の発達により楽しめる時期も長くなり、食味も格段に上がるなど、消費者のニーズに応えて進化しています。
不知火(しらぬひ)(デコポン)「清見」に「ポンカン」を掛け合わせて育成された交配種で、上部が盛り上がった見ためから名づけられました。3月、4月頃に出回り、袋が薄く、袋ごと食べられるのが特徴です。
清見(きよみ)オレンジ「宮川早生」という温州ミカンと「トロビタオレンジ」というオレンジの掛け合わせによって生まれた、ジューシーなかんきつです。たっぷりの果汁はミカン、芳醇な香りはオレンジから受け継いだ、贅沢な果実です。
せとか「清見×アンコール」と「マーコット」を交配して生まれた品種です。果肉はやわらかく多汁で濃厚な甘みがあり、袋ごと食べられるのが特徴です。
はるみ「清見」×「ポンカン(F2432)」を掛け合わせて誕生した品種で、糖度が高く食味が良好で、皮がむきやすいのが特徴です。