ひとあし早く食卓に春を届ける“ナバナ”。
ツボミも葉っぱも色も香りも、わずかにほろ苦い
その味も早春のお料理にピッタリ♪
節分にもおひな祭りにも欠かせないナバナ。
そんなナバナ畑からリポートします。
●谷本 旭さん(高松市成合町)
お陽さんの恵みが輝く
国道32号線沿いの住宅地の一角に谷本旭さんのナバナ畑があります。朝日を浴びて緑に輝くナバナは、旭さんの愛情を受けて大きく育ちました。「ナバナ生長にはやっぱりお陽さんが一番。それも、朝日がようけ当たらんとなあ。」と谷本さんはナバナ畑に目を細めます。
谷本さんは、長年一緒にイチゴ栽培にいそしんでいたご主人が亡くなった後、数年間は青ネギを栽培していましたが、独力では出荷作業調整の手間に限界を感じナバナ栽培に切り替えたそうです。そして15年、ナバナ栽培もすっかりベテランです。