ハナちゃん

ごじまんリポート

第7回「早春のいろどりナバナ」

丹精込めた安心のナバナ

昨年の秋にタネまきをした後は雨が少なく、重いホースをひっぱって、水やりに苦労したとか。谷本さんは、ナバナのために畑の一角に井戸も掘っています。

また、温度が高い間は虫や病気が発生しますが、防除は行わず寒い季節を無事迎えたそうです。

そうして丹精込めて育てたナバナは、北風の中で収穫の時期を迎えます。谷本さんの場合は、収穫時期が違う「京の春」「早陽」「花かざり」「伏見88」などの品種を栽培し、12月から4月頃まで収穫するそうです。最盛期には、お昼ご飯を食べるのも忘れて、半日も畑で過ごすこともあるそうです。


収穫したナバナは、ダンボールなどにきれいに並べて出荷するほか、すぐ近所に住む息子さんやお孫さんといった谷本さんの大切なご家族もたくさん食べているとか・・。もちろん、谷本さんも、さっとゆでてポン酢をかけたり、マヨネーズを付けたりして食べています。

「手の込んだことはできんけど、さっと食べられるのがナバナのええとこ。」と話してくれました。