モモコさん

ごじまんリポート

第1回「愛しの桃」

花も実も桃色に輝くフルーツ「桃」。
香りも甘く、そこにあるだけで幸せな
気分になります。でも、赤ちゃんの
ほっぺのようにデリケートなモモは、
栽培も収穫も大変です。そんなモモを
育てている松岡さんご夫妻を訪ねました。


松岡一一(かずいち)さん・千代子(ちよこ)さん ご夫妻(高松市香南町西庄)


味がようなった!

高松空港からほど近い里山に、みずみずしいモモがたわわに実っています。この桃畑で、汗をぬぐいながら収穫作業をするのは松岡一一さん。奥さんの千代子さんと二人、約23アールの畑でモモを栽培しています。

モモを栽培して32年にもなるという松岡さんは、現在、3つの品種を育てています。昔に比べると、品種改良を重ねてきたモモは、糖度も高く、食感も良く、ほんとうにおいしくなっているそうで、「そら、なんぼか味がようなっとるで」と話してくれました。その自慢の品種は、早生(わせ)の日川白鳳(ひかわはくほう)、白鳳(はくほう)、浅間白桃(あさまはくとう)の3種です。日川白鳳を一ついただきましたが、種の間際まで甘くて、ほんとうに食べやすくおいしい!ここまで育てるには、ご苦労があったに違いありません。

モモの仕事は、一一さんと千代子さんの二人三脚。
モモの仕事は、一一さんと千代子さんの二人三脚。