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イチジク

健康ごじまん

糖質のほかビタミンB1、B2、タンパク質、ミネラルを含みます。ペクチンという食物繊維が便通を整え、大腸ガンを予防。血中コレステロールや血圧の上昇を抑える働きもあり、高血圧、糖尿病予防にも有効です。イチジクの切り口から出る白い乳液状の液体は、フィシンというタンパク質分解酵素で、消化促進作用があります。

ごじまん豆知識

原産地はアラビア南部の肥沃地帯といわれ、太古より各地へ伝わり栽培されてきました。日本への渡来は、中国経由、ポルトガル経由という2説がありますが、栽培が広く普及したのは大正時代からです。近年、消費者の嗜好と健康志向を追い風に需要が拡大。水田を利用した転換作物としても注目され、各地で生産高が増えています。

完熟した実は1~2日程度しかもたないので、早めに食べるようにしましょう。生食のほか、ジャムやシロップ漬け、果実酒などに加工すれば保存もでき、おいしく食べられます。

ごじまんポイント

栽培地域下笠居・鬼無・鶴尾地区
出荷時期ハウス(6月中旬~8月中旬)
露地(8月中旬~10月下旬)
生産量露地約95トン、ハウス約25トン
よっけ自慢

ごじまん品キャラ

いちじ君

高松ごじまん人

高木 鍈一さん (松並町在住)
栽培歴50年
作付面積イチジク20アール

先代から数えると、すでに1世紀近くイチジクの栽培を手がけて来ました。品種は日本古来の「蓬莱柿」。甘みが強く香りも味も一番ですよ。苦労と言えば、春から夏にかけての虫や病気との闘い。最近は外来種が多く、昔は見なかった毛虫やカミキリムシの駆除にやっきになっています。こまめに回り見つけては取り除きます。初夏には、“摘芯”や脇芽を摘む“芽かき”をして、良い実がなるよう努力を続けていますよ。収穫の時期を迎えると、午前3時からパック詰め作業をします。時には、真夏の雨でイチジクの開いた口に雨が入り、泣く泣く出荷できないこともあります。選別を重ねて出荷されるごじまんのイチジクです。便秘解消、美容や健康に良いと言われていますので、どうかたくさん食べてやってください!

ごじまん品種ガイド

イチジクは、クワ科イチジク属の落葉性の低木。世界史上最も古いフルーツの一つともいわれ、旧約聖書の「創世記」にも、アダムとイブがイチジクの葉で肌を隠した、あの有名な一節が登場します。実際、エジプトでは紀元前2000年頃にはすでに栽培されていたようです。果物として食べているのは「花のう」という部分で、花は、この花のうの内側に咲きます(割った時に見える粒々が種です)。外側からは花が見えないため、「無花果」という漢字が当てられたのです。

桝井(ますい)ドーフィン

明治42年に広島県の桝井光次郎氏がカリフォルニアから導入した品種で、現在日本で栽培されているイチジクの8割を占めます。大粒で、収穫期間が長く、成熟しても裂果が少なく輸送に耐えることから、千葉・愛知・奈良・大阪・兵庫・石川など多くの産地で栽培されています。

蓬莱柿(ほうらいし)

ポルトガル人によって寛永年間に伝えられ、それが今日の在来種となっているものです。日本種、唐柿とも呼ばれ、耐寒性があるため東北地方にも植栽されています。桝井ドーフィンに次いで、約2割を占める品種です。熟すと裂果しやすく、糖度が高いのが特徴です。

+1ポイント
江戸時代には
“良薬口に甘し”だった?!

江戸時代には、イチジクはくだもの(嗜好品)というよりもむしろ、医薬品と考えられていたようです。
和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』などの書物には、「五痔(5種類の痔)を治す」と記されています。当時から、便秘に悩む人の特効薬として人気があったのでしょう。

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